マタニティにオススメの水ってあるの?


自分の健康については自己責任なので、食事に気を付ける人もいれば健康には目もくれずに好きな物を食べ、好きな物を飲む人もいて、それは個人の自由です。
しかしマタニティとなれば話は別です。

食事は自分のためではなく子供のためにも行われることになるため、無責任な食生活を送るべきではありません。
当然ながら妊婦さんは飲み物についても赤ちゃんに悪影響を及ぼさないような物を選んでいくべきです。

近年では原発から流れ出てしまった放射性物質が水道水にもわずかながら含まれていることが懸念されており、特に飲み物について注意しようという動きが始まっています。
マタニティにオススメの水とは一体どのような水なのでしょうか。

水質に応じた身体への影響

水と言われるとまず思いつくのが、水道水とミネラルウォーター、天然水です。
この内水道水については放射性物質が流入してしまっている可能性がある他にも、水の消毒のために使用されているカルキは人体に影響を及ぼす可能性がある成分なので、健康面を考えれば少なくともマタニティの方々にはオススメできません。

次にミネラルウォーターと天然水についてですが、これらは水道水と比較して放射性物質が入っていることもカルキで消毒していることもありませんので、どちらも健康のためには悪くはありません。

ただし、水の硬度については注意する必要があります。
軟水と硬水は健康へのアプローチの仕方もそれぞれで異なりますので、上手に使い分けていくようにしましょう。

硬度について確認しよう

軟水と硬水、それぞれの違いは、まずは硬度について見ていく必要があります。
そもそも硬度とは、水の中に含まれているカルシウムとマグネシウムの量を表す値です。

硬度が高ければその分これらのミネラル成分も多く含まれることになります。
硬度が低い水が軟水、高い水が硬水と呼ばれることになり、それぞれで健康への影響も異なります。

それぞれの特徴としては、軟水は口当たりも滑らかで飲みやすいことが、硬水は少し臭みがあるかわりにミネラル成分も含まれていることが特徴です。

それでは、ミネラル成分が多く含まれている硬水が良いというわけでしょうか。

答えは否。
カルシウムやマグネシウムは健康を維持するために必要となる成分ではありますが、中でもマグネシウムは下剤にも入れられている成分で、排便を促す効果があるため、硬水ばかりを飲んでいるとお腹を壊して栄養摂取も円滑に行えない可能性があります。

ひいてはこれが赤ちゃんの成長にも影響を及ぼすことも考えられるため、硬水はあまり飲まない方が良いと言えます。

軟水ならばミネラル分は含まれていないかわりに、身体への影響もありません。
水道水も硬水のミネラルウォーターも飲まないとなると、残されているのは軟水の天然水となります。

しかしながら、硬度の高い水は飲むタイミングによっては良い影響をもたらすこともありますので、硬水が一概に飲んではいけないと言うこともできません。
ここで言うタイミングとはすなわち便秘の時です。

硬水は便秘の際には腸を活性化させて排便を促してくれますので、適量を飲むことによって健康に役立てることも可能です。

たくさん飲めば良いと言うわけではない
健康のためとはいえ、むやみやたらにミネラルウォーターを飲めば良いというわけでは決してありません。

飲み水に限らず、食事や口にする物全般に言えることですが、特定の栄養だけを過剰に摂取したところで、それは健康とは言えませんし、健康的な効果ももたらされることはありません。

軟水は身体に良いからという理由で水ばかりを飲んでいれば、それはお腹を壊すことにつながりますのでかえって身体を悪くしてしまうことにもつながりかねません。
大切なのはバランスであって、赤ちゃんにスクスクと育ってもらうためには、なんでも選り好みなく摂取していく必要があります。

衛生面を考えると井戸水や湧水は不安

天然水が良いと言うのならば、井戸水や湧水も飲んでも良いのではないかと考える方もいるかもしれません。
井戸水や湧水は確かに軟水である可能性も高いですが、衛生面を考えると身体に良いとは言い切れません。

例えば井戸水ならば天候にかなり影響を受けることになり、消毒されていないため、水道水にも劣る可能性すらあります。
ボトリングされているような水は、カルキ以外の方法で消毒されており、また水質のチェックも入念に行われることになりますので安心して飲むことができます。

無理にいつもと違う方法で水を飲んでも、無駄足になってしまいます。
飲む水を硬水から軟水に変える程度の努力でも充分に効果が期待できます。

マタニティの方は赤ちゃんのためにも無責任な食生活をしてはいけません。
食事も飲み水もバランス良く摂取していく必要があります。
オススメなのは軟水ですが、これだけを飲んでいれば大丈夫というわけでもなく、また逆に硬水だけを飲んでいれば良いというわけでもありません。

お腹を下してしまいやすい硬水は便秘の時に飲み、普段は軟水を飲むというように自身の身体の調子に合わせて柔軟に飲み水を変えていくのがベストです。